地中美術館(2004) 撮影:藤塚光政
瀬戸内海は古来から交通の大動脈として重要な役割を果たしており、大陸との交易ルートとして島々には行きかう船が立ち寄り、常に新しい行動様式が伝えられました。
そして、それぞれの島で特有の文化が育まれるとともに美しい景観や伝統的な風習が現在に至るまで残されています。
美しい瀬戸内海を舞台に、これらの島々の歴史や文化を活かした現代アートの祭典、瀬戸内国際芸術祭が開催されます。
杉本博司「タイム・エクスポーズド イオニア海、サンタチェザーレア」(1990) 撮影:渡邉修
瀬戸内の再生と創造に向けて
香川県直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、岡山県犬島など、瀬戸内海の島々を舞台に島固有の文化、歴史を活かした現代アートの祭典が「瀬戸内国際芸術祭」です。世界的規模のアーティスト、建築家、サポーターが地域の人々と交流しその場所でしか成しえない作品が創造されます。アートの宝庫、香川県の美術館、美術施設とも連携した国際的な芸術祭です。
犬島アートプロジェクト「精錬所」(2008)
撮影:阿野太一
- 会期
- 2013年開催予定
- 開催地
- 直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島など、瀬戸内海の島々及び高松港周辺ほか
- 主催
- 瀬戸内国際芸術祭実行委員会